CX-8オーナーの皆様、スキー・スノボーに友人や家族を連れて行きたいけれど、冬タイヤの費用や手間でお悩みはありませんか?毎年スタッドレスタイヤに履き替えるのに、予約でいっぱいのタイヤショップで待つ時間、タイヤの保管場所。年数回でも骨が折れますよね。
また、CX-8のタイヤは基本19インチですが、このサイズのスタッドレスタイヤはとても高価なので手を出しにくいこともあります。今回はそんなCX-8の冬タイヤにまつわる悩みを解決するオールシーズンタイヤについてです。
オールシーズンタイヤのメリット
オールシーズンタイヤはこんな人におすすめ
- マンション住まいでタイヤの保管場所がない
- シーズンに4〜5回行ければ満足
- スキー場は近場・日帰りが主
- なるべく余分な費用はかけたくない
タイヤの履き替え・保管費用・手間・ストレスがない!
オールシーズンタイヤは、1度装着してしまえば、夏や冬の季節ごとのタイヤ交換が不要なため、手間や費用を削減できます。
タイヤの履き替え工賃は3,000円〜5,000円、タイヤ保管の相場は年間10,000円〜15,000円でそれなりに維持費がかかります。もちろん、タイヤ交換・保管を自分ですることもできますが、年2回なかなか大変な作業になります。CX-8のタイヤは19インチが基本ですから、ベランダや庭に保管するのは場所を取りますし、1本がめちゃくちゃ重たい。年数回とはいえ、労力と効果が見合いません。
私はベランダ保管&イエローハット履き替えを5シーズンほどしていましたが、辛くてやめました。
5年間のトータルコストが安い!
オールシーズンタイヤは、夏タイヤと冬タイヤを両立するため結果としてトータルコストが抑えられます。夏タイヤの寿命は4年〜5年、スタッドレスは3年〜5年と言われています。
両方を所有した場合、CX-8に適合するタイヤの費用は夏タイヤ 5万円〜10万円、冬タイヤ 7万円〜12万円、冬タイヤ用ホイール4万円〜7万円かなりの投資が必要です。オールシーズンタイヤであれば、10万円〜12万円で済みます。タイヤの寿命も5年はもつと考えると、タイヤ所有のトータルコストは安く済みます。
CX-8の見た目を一年中変えずに使える!
CX-8は19インチが基本ですが、19インチのスタッドレスタイヤは高いです。それに比べて17インチタイヤは価格も安く、バリエーションも多いので、17インチにインチダウンしている方も多いと多います。私も17インチを履いているわけですが、はっきり言ってCX-8に17インチタイヤは似合いません!冬だけ残念な気分になります・・。オールシーズンタイヤの19インチタイヤもスタッドレススタッドレスタイヤと価格は大差はありませんが、トータルコストが安ければ19インチ購入も視野に入れられます。オールシーズンタイヤはスタイリッシュな外観を一年中保てるというメリットも生まれるのです。
オールシーズンタイヤの性能比較
各種路面状況におけるサマータイヤ、オールシーズンタイヤ、スタッドレスタイヤの性能を比較してみます。オールシーズンだけに、路面状態によらず、平均点を取れる優れものです。近年性能も向上しており、オールシーズンタイヤに移行している人も少なくありません。
路面状況 | サマータイヤ | オールシーズン タイヤ | スタッドレス タイヤ |
ドライ路面 | ◎ | ○ | △ |
濡れた路面 | ◎ | ○ | △ |
シャーベット路面 | × | ○ | ◎ |
圧雪路面 | × | ○ | ◎ |
凍結路面 | × | △ | ◎ |
冬用タイヤ規制 | チェーン装着 | 通行可 | 通行可 |
チェーン規制 | チェーン装着 | チェーン装着 | チェーン装着 |
オールシーズンタイヤのデメリット
オールシーズンタイヤは優れた選択肢ですが、デメリットも存在します。それを知っておくことが重要です。
アイスバーンに対する制動力がない
ある程度降雪量があり圧雪されていれば問題ないのですが、スタッドレスタイヤに比べて制動力に制約があります。スキーに出かけるの深夜や早朝に出かける場合、アイスバーンに遭遇すること少なくありません。スキー場選びや天候・降雪状況に応じてチェーンの準備・装着を検討しましょう。
冬タイヤ規制に適合しないタイヤに注意
冬タイヤはスノーフレークマークという厳しい寒冷地でも性能を十分に発揮できるタイヤとして認証されたものを選びましょう。日本国内で冬用タイヤ規制があった場合、スノーフレークマークが付いたタイヤであれば走行することが可能ですが、適合していない車両はチェーン装着が求められます。オールシーズンタイヤを購入する際は、スノーフレークマークの適合を確認しましょう。
走行音が大きい
一部のオールシーズンタイヤは、走行時にノイズを発生することがあります。静粛性の高い夏タイヤより音が出ることを認識しておくか、より静粛性の高いタイヤを選ぶようにしましょう。
夏タイヤと比較すると寿命は短い
オールシーズンタイヤはグリップ性能がある分、摩耗も多く生じます。そのため一年中使用すると、夏タイヤと比較した時にタイヤの寿命が短くなる可能性があります。両立している分この点は避けられないことですが、理解しておく必要があります。
CX-8 19インチのオールシーズンタイヤ選び
CX-8でオールシーズンタイヤで利用するメリットは大きいですが、ある程度デメリットが生じることも理解し、タイヤ選びに活かしたいものです。タイヤの候補について調査したものをまとめます。グリップ性能などは先人の動画を見ていただくのがよいと思います。
PIRELLI スコーピオン ヴェルデ オールシーズン
ピレリタイヤは、イタリアのタイヤメーカーでヨーロッパではミシュランと並ぶ、信頼のある大手メーカー。タイヤ交換をしたくない人に向けて、あらゆる気候条件下に対応できるオールシーズンタイヤを開発しています。※CX-8の19インチタイヤに適合するタイヤは、スノーフレークマークが付いていいないためご注意ください。
評価 | ★★★☆☆ |
価格 | ★★★★☆ |
GRIP MAX SureGrip A/S [スノーフレークマーク]
中国の新興格安タイヤメーカー GRIP MAXのオールシーズンタイヤです。格安ながら静粛性が高く、独特なトレッドパターン・ブロックにより 乾燥路面・積雪路面での走行で優れた性能を発揮します。
評価 | ★★★☆☆ |
価格 | ★★★★★ |
MICHELIN CROSS CLIMATE 2 SUV [スノーフレークマーク]
いわずと知れたタイヤメーカーミシェランのオールシーズンタイヤ。夏タイア性能もしっかり押さえながら、雪道での安定走行を合わせたオールシーズンタイヤ。
評価 | ★★★☆☆ |
価格 | ★★★★☆ |
YOKOHAMA BluEarth-4S AW21 [スノーフレークマーク]
日本メーカーのオールシーズンタイヤといえばブルーアース。知名度もさることながら、タイヤ性能は日本の気候条件や特性をしっかりと踏まえて開発されています。その分価格はやや高めですが、信頼度も高い。
評価 | ★★★★☆ |
価格 | ★★☆☆☆ |
以上、CX-8オールシーズンタイヤの記事でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。