家系ラーメン

近藤家 本店 – 家系の歴史を感じる名店/港北 北山田

 2020.05.06

今や全国にある家系ラーメン。近所や職場の周辺で、いただくようになってから、なるべくして病みつきになってしまいました。

1杯いただくたびに、頭の中でうんちくを並べ・・次の味を求めては、週末に徘徊してきた記録です。家系をこれから味わう方に向けて綴ります。

ルーツは家系総本山 吉村家

さて、最初に訪れてたのは、「近藤家 本店」。このお店、家系総本山の「吉村家」で修行され、横浜の広範囲でよく目にする「横濱家」の立ち上げにも関わってきた、近藤健一氏のお店。ラーメンの味わいはもちろんですが、歴史を追うのも家系の楽しみの一つですね。

目立つ黄色の看板。駐車場は周辺にもあるようです。運良くお店の前の駐車場に車をイン。駐車場はやや狭い・・運がよかったのか、他のみなさんが敬遠されているのか。駐車場の有無のチェックは大事ですね。

さて、早速ご来店の上、食券を買います。注文はラーメン(普通)+半ライスにしています。初回来店は標準で味わい、リピートする時にお好みを変えるようにしています。ライスは家系では儀礼ともいえ、スープの浸る海苔をライスにかぶせていただくのが至極です。

到着は半ライスから。でも頂きません。箸をとってお茶碗の上に横スタンバイ。

家系=横濱家ではない

そうこうしていると丼が到着。蓮華でスープを一口。
油がよく浮いているのですが、なんともあっさりとしていて意外。豚骨と鶏ガラの配分がいわゆるでないかもしれません。横濱家=家系と思っているとなかなかのGAPです。極力平静を保ちます。

麺は中太麺の酒井製麺。堅さは普通にしていますが、少し硬めに上げられていました。食べ進めてちょうどよい、食感になるのを計算しているのかと(きっと。)

チャーシューはホロホロしたものではなく、食べ応えありで味付けもあっさりめ。こうなると、海苔巻きライスには、少しスープとにんにく・豆板醤でいただくことにしました。

美味しかったです。しかし・・・このGAPはなんとも妙な感覚でした。修行がたりないようです。

そして伝説へ・・

後日談。「吉村家」の創業当時の味を維持しているのが「近藤家」なのだそうです。様々なお店を立ち上げた創業者が行き着いたのは、新しい味ではなく、原点回帰だったのかもしれません。歴史的な納得感を感じずには入られませんでした。ご馳走様でした。

近藤家 本店

神奈川県横浜市都筑区北山田1-1-39 パークフジ小泉1F

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注文品 ラーメン 中盛: ¥700
半ライス: ¥100
おこのみ 普通
製麺 酒井製麺 中太麺
スープ 黄土色 あっさり
家系分類 直系
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