
2020年東京オリンピックがひとつの目標点となり、街の再整備や建設計画はとどまることを知りません。鷺沼 再開発は具体的な検討はこれからですが、最近明らかになった再開発事例のうち、ぜひ参考にしてほしいものを集めてみました。
1.うめきた2期 UMEDA GREEN構想

出典:大阪市
Living Green 世界と市民が出会う「みどり」 株式会社 大林組
大阪 梅田北ヤードの再開発では全面的に緑地化が決定。コンセプト提案コンペ の結果、優秀10社を選出されホームページに発表されています。うめきたと鷺沼では全くサイズが違いますが、ビルの林立はさせず、緑地化によって、都市調和とランドマーク化を図るという考え方は参考になるところがあります。
2.二子玉川再開発事業

3.国分寺駅再開発

出典:国分寺市
住友不動産が特定事業者として選定され、駅周辺商業施設と住宅、交通広場を整備しています。再開発規模は国分寺の方が大きいですが、鷺沼再開発のテーマと似ており、地下利用や蓋掛けのデッキ、広場とのつながりは参考になりそうです。
4.調布駅南口東地区市街地再開発事業

住友不動産、京王電鉄の複合再開発事業。電車は全て地下に集約させ、駅前は大きなロータリー広場を確保。既存の施設との調和を図りながら、周辺敷地を段階的に整備していく計画です。
鷺沼駅は元から谷型に掘り下げられた地下に駅ホームがあり、地下機能を活用し駅前広場を拡張することができるかもしれません。鷺沼の開発規模は最大でも2haですので、現在の敷地にすべてを詰め込むのは無理があり、調布駅のような試みが期待されます。
5.南町田再開発事業

出典:町田市
最近のまちづくりの共通点は公園や自然を織り込み、建物は敷地面積を取らないようタワー型にすることが挙げられます。鷺沼駅周辺では、すでに高さのある建物が駅周辺にも目立ちますが、どのようにバランスをとっていくのでしょうか。また、田園都市といえば公園との融和は必須。鷺沼のランドマークは何になるのでしょうか。